CURRY DIARY(・x・)

カレーにまつわる日記です。gooブログで20年以上更新してきましたが、サ終で移転しました。

第23回マレーシア料理教室@新宿でペナンホッケンミー+@を作りました

こんばんは。

マレーシアごはんの会のマレーシア料理教室に毎月参加しています。
これまでは大地の木(高田馬場)と、マレーカンポン(八丁堀、茅場町)のシェフに毎月交代で料理を教えていただきました。
大地の木が2014年3月末に惜しまれつつ閉店したので、今後の料理教室はどうなるのかが気になっていました。
私が想像していたのは、

1.毎月マレーカンポンで料理教室を開催する
2.別のマレーシア料理店で新たに料理教室を開催する
3.過去に五反田で開催した料理教室を毎月開催に「昇格」する


といった感じです。
1番はマレーカンポンさんの負担が大きいから難しいかなぁ。
2番は都内のマレーシア料理店で、料理教室の貸し切りができて10人規模の生徒さんが入れるキャパで、ガスコンロなどを客席にセッティングできるお店…。
どこかあるかなぁ(´・_・`)
3.は現実味はありますけど、以前のは平日に開催していましたし、講師のマシータさんは現在行田市にポコ・ピサンというお店をオープンしています。
お店で料理教室を開催しているので、行田まで行かないといけませんね。

うーん…、どうなるのかな?
と思っていたまま、大地の木で最後に料理教室を開催した2月から時が過ぎて、4月になりました。



アスリーさん復活ゥ!( ゜∀゜)ノィィョ
お店は閉店しましたが、アスリーさんに引き続き料理を教えていただけることになりました!
これはとても嬉しかったです!
会場は昨年末に料理教室発表会を開催した、角筈地域センターで開催となりました。

大地の木で料理教室をしていたときは、基本的にはアスリーさんの料理を見学する形式でしたが、角筈地域センターはコンロが7台ありますので、参加する生徒さんたちも調理に参加できました。
一緒に料理した方がちゃんと覚えられるので、この形式は良いですね。

さて、肝心の料理ですが、大地の木では教わっていない料理がテーマということです。



ドン!と出されたオマール海老の頭部や殻がたっぷり揃いました。
過去にお店で何度もいただいた、ペナンホッケンミーを作ります!
今まで5回ペナンに行きましたが、インド人街でカレーばかり食べていたので、現地でホッケンミーは食べたことがありませんでした。
ホッケンミーといっても、ペナンでは海老スープの麺で、クアラルンプールでは黒醤油で味付けをした焼きうどんのような料理です。
同じ料理名でこれだけ違うのは、皿うどんみたいですねf(^^;)

 
まず、オマール海老の頭部を炒めて火を通します。
海老の殻に火が通って色みが変わったら、鶏ガラなどと一緒に寸胴でじっくり煮込み、濃厚なダシを取ります。

お次はポピアという料理を作ります。
マレーシアの家庭ではポピュラーな料理で、皮で具を包んでいただくものです。
マレーシアではカレーばかり食べていたので(略)

 
巻いた見た目はベトナムの生春巻きっぽいですが、具材はきんぴらごぼうに豆腐を加えて炒めたような、おかずとしてモリモリ食べたい感じでした。


ポピアにつけるスイートチリソースを作りました。
乾燥唐辛子をお湯で戻したものをミキサーで回して、炒めて作りました。
最初はかなり辛いと思いましたが、実際に具材と一緒に包んでいただくのには、このくらい辛い方がバランスがとれていると思いました。


今回は北京ダックの皮で代用したそうです。
ちょっとペタペタする感じの生地で、ベトナムの生春巻きのように巻いたらカットしていただきます。
具材や砕いたピーナッツの食感、ソースの甘辛さがとてもおいしいです!ヽ(・∀・)ノ


参加者の皆さんでクルクル巻きました!
奥にある赤い液体はアイル・バンドゥンという赤いジュースです。
マレー系の結婚式で出されるそうです。
カレーばか(略)
真っ赤でかなり甘いですが、パンダンリーフの香りとコンデンスミルクの甘さが、先ほどのポピアの辛さと交互にいただきたくなります。



さらに、これから仕上げになるペナンホッケンミーのために、サンバルソースも作りました。
今回は短時間で作れる、アスリーさん特製のサンバルソースです。
こちらにもブラチャン(海老の醗酵物、タイのカピ)が入っていますので、海老づくしです。
これは自宅でも簡単に作れそうで嬉しいです!

さて、じっくり煮だしたオマール海老のスープを仕上げます。



煮だしたオマール海老の殻を、途中フードプロセッサーなどで細かく砕いて、じっくり1時間以上煮込んだものを濾しです。
これに先ほどのサンバルソースを溶いて、スープは完成です!


アスリーさんが次々とスープを注いで、ペナンホッケンミーがようやく完成です!


Sangat Sedap!!!ヽ(・∀・)ノ

お店でいただいていたホッケンミーは、こんなに手がかかっていたのかと感心しました。
これは今まで習ったマレーシア料理の中では、ダントツで自宅で再現するのが大変です。
いつか作ってみたいと思います。

今後もアスリーさんは、継続して料理を教えてくださる予定です。
次回はどんな料理になるかが、とても楽しみです!

それでは、失礼します。